2007年 12月 02日
名栗加工 |
ナグリ加工と呼びます。
日本建築で、柱や床材に規則的な凹模様を彫り込んだものを見た事が有るかと思います。これを”ナグリ”と言って、その昔、チョウナでシラタを削りそのまま使用したのが始まりだそうです。現在はそのテクスチャーを好み、”名栗突き鑿”という道具で一つ一つ彫り込みます(以前TVで放映していたのを見た事があります)。
これを”ナグリ”と呼んでいいのか分かりませんが、製作中のアームチェアーの座面に凹凸模様を施しました。目的はズバリ滑り止め!木の座面はとかく滑りやすく、お尻が前方へ滑り抜けてしまいがちなので、それを防ごうと云う訳です。
加工には良く研いだ外丸鉋を使いますが、あまりにも不規則に彫るのは気がすすみません、かと言って計った様に整列させるのも不自然でどうかと思います。丁度蕎麦を切るくらいの”ゆらぎ”が有った方が良いのでは無いでしょうか。
今回、何とかイメージ通りのナグリに仕上がりました。
日本建築で、柱や床材に規則的な凹模様を彫り込んだものを見た事が有るかと思います。これを”ナグリ”と言って、その昔、チョウナでシラタを削りそのまま使用したのが始まりだそうです。現在はそのテクスチャーを好み、”名栗突き鑿”という道具で一つ一つ彫り込みます(以前TVで放映していたのを見た事があります)。
これを”ナグリ”と呼んでいいのか分かりませんが、製作中のアームチェアーの座面に凹凸模様を施しました。目的はズバリ滑り止め!木の座面はとかく滑りやすく、お尻が前方へ滑り抜けてしまいがちなので、それを防ごうと云う訳です。
加工には良く研いだ外丸鉋を使いますが、あまりにも不規則に彫るのは気がすすみません、かと言って計った様に整列させるのも不自然でどうかと思います。丁度蕎麦を切るくらいの”ゆらぎ”が有った方が良いのでは無いでしょうか。
今回、何とかイメージ通りのナグリに仕上がりました。
by kwc-wood
| 2007-12-02 17:31
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